トラブル対処
ビデオ通話が止まるのはなぜ?
アプリの統計を使い、ネットワーク、カメラ、端末の負荷を切り分けて映像や音声の停止を調べます。
通話には音声と映像の送信、受信、処理が必要です。ダウンロードが速くても通話品質は保証されません。音声、映像、画面共有、アプリ全体のどれが止まるか確認し、自分の映像が相手側で止まるのか、相手の映像が自分側で止まるのかを分けます。
まず会話を続けられる状態にする
- 映像が不要ならアプリの案内に従ってカメラを切るか画質を下げます。ネットワークと端末の両方の負荷が減るため、音声の改善だけで上り帯域不足とは断定できません。
- 自分の不要な同期、バックアップ、大きな転送を一時停止し、比較後に再開します。重要な作業や他人の通話は中断しないでください。
- 重要な通話の外で、同じ端末とアプリを使い、Wi-Fi と適切な LAN ポートの Ethernet を比較します。場所、帯域、アクセスポイントの変化を記録します。ケーブルやアダプターも結果を制限することがあります。
- 誰の映像や音声が止まり、誰がそれを見聞きするか確認します。共通の症状だけで会議サーバーの故障とは判断できません。
症状が出る時点のデータを残す
時刻、アプリとバージョン、端末、接続、表示レイアウト、画質を記録します。送信と受信の統計を分け、表示される場合は遅延、jitter、パケット損失、ビットレート、フレームレートを単位とともに残します。症状の時点で CPU とメモリの使用状況も確認します。必要量は解像度や表示によって変わり、3 Mbps や 100 ms だけでは停止の原因を診断できません。静止内容の画面共有で低いフレームレートが出ても、必ず問題とは限りません。
アプリの確認ツールを使う
- パソコン版 Zoom:ビデオボタン横の矢印 > Video Settings > Statistics。Overall と対象の Audio、Video、Screen Sharing を見ます。現在の Zoom トラフィックは回線容量の測定ではありません。
- Teams:More actions > Settings > Call health。データは 15 秒ごとに更新され、短いピークを見逃す可能性があります。Send/Receive limit はプロバイダーの契約上限ではありません。異なるツールは異なる測定先を使うことがあります。
- Google Meet:More options > Troubleshooting & help。使用バージョンに合うネットワークと端末の提案を確認します。選択したカメラ、マイク、スピーカーも見直します。
- 追加負荷を避けるため、速度テストは通話の前か後に行います。NDT はインターネット上のサーバーまでの TCP を測り、会議の映像音声、その jitter、カメラは測りません。高速な結果でもサービス側の問題は除外できません。
カメラのローカルプレビューも止まるなら、ネットワークに加えてカメラと処理を調べます。別のカメラアプリは単独で試し、同時にカメラを使わせないでください。端末やサービスによる差は手掛かりであり、ルーターやプロバイダーの責任を証明しません。時刻、参加者、表示、画質、自分の負荷をできるだけそろえて比較します。
観察に合う変更を一つずつ試す
- 入出力機器と、アプリ、システム、ドライバーの公式更新を確認します。使用バージョンと機種に合う案内を使い、一度に一つだけ変更します。
- 端末負荷が高ければ、サービスの案内に従って自分の不要なアプリや映像効果を減らします。画質を下げると通信量も減る場合があるため、改善だけで原因は特定できません。
- 似た条件で別の端末やサービスを比較します。一つ変更したらテスト通話を繰り返し、結果を記録して必要なら設定を戻します。
- 再起動前に観察記録を保存し、重要な作業を終えます。ルーターの再起動は他の利用者の接続も切ります。必要な保護、VPN、管理者の規則を維持してください。初期化や年数だけを理由にした買い替えは一般的な解決策ではありません。
繰り返す場合は、時刻、バージョン、影響方向、統計、負荷、比較結果を適切な窓口へ伝えます。プロバイダーやサーバーを原因から除外したとは主張しないでください。報告を非公開で共有する前に、パスワード、不要な会議 ID、アドレス、参加者情報を取り除きます。他人の映像や情報が入った画像を公開しないでください。